「何でその色なの?」と聞かれて困らないために

2015.09.22

色に対して人が抱く“印象”について

「青」を見ると人はどんな印象を受け、何を感じ取るでしょうか?
色ってどの色にでも必ず人の抱くイメージがあるんです。

なぜ青を例に出したかというと、当社のコーポレートカラーだからです。
細かく言えば水色に近いのですが、とりあえずそれは置いておきます。

あ、申し遅れましたが、トラスト株式会社のデザイナー、八木澤です。
今日は色彩検定3級という非常に中途半端な知識で、デザインをする際に、
気を付けるべき“色”について、少しお話したいと思います。

この色ってこんな印象

先述したように、色の使い方って、デザインの完成度はもちろん、
印象を大きく左右するものなので、常に気を遣ってデザイン制作を行っています。

さて、先ほど例に出した「青」ですが、この色は一般的に、
平和・安全・冷静・誠実・清潔・若い・爽やか
といった印象を与えます。
分かりやすく、当社のホームページにあるバナーの一枚を例に見てみましょう。


一般的なコーポレートサイトに多く使われているのがこの青です。
信用・信頼が第一の企業にとっては一番適した色と言えるのではないでしょうか。

求人のバナーにしては少し無機質でシンプルすぎる気もしますが、
このバナーはそんなに目立たせなくてもいいか、
という理由で当たり障りなく馴染むこの色にしましが、平和・安全・冷静・誠実…といった印象を与えられているでしょうか?

違う色にしてみるとこうなる

試しにこのスライダーの色を少し変えてみます。

例えばこんなポップな色

オレンジには、家庭・仕事・自由・暖かい・深い知恵・推察力・活力
などのイメージを彷彿とさせます。

何だか、活気ある職場です!アットホームな職場です!って感じですね。
親近感や暖かい印象があるので、安心感を与えられます。
老若男女、どんなユーザー相手にも使いやすいカラーです。

他にも、オレンジや赤といった暖色は食欲増進効果があるので、飲食店や食品系のサイトでも多く見られます。


もう少し大胆に変えるとこんな感じ

生命・活動的・情熱的・衝動的・破壊・暴力
といった印象を抱かせる赤。

何か「助けてください!」のテキストが生命の危機感あってこわい。
熱血!意欲!やる気!って感じ。体育会系を欲してそう。松岡〇造的な。

私だったらあまり応募したくない(笑)


少し寒色に傾けてみます…

緑には穏やかさ・調和・自然・平和・バランス・協調
といったイメージがあります。

他の色に比べて、若々しいというか、フレッシュな印象をもちます。
この色が一番、未経験でもOK感がある。

あとはやはり自然、植物の印象が強いので、
オーガニックの商品を扱っている企業だったり、健康維持の製品を扱う企業に
多く見られるコーポレートカラーです。

まとめ

皆様はそれぞれの色にどんな印象を受けたでしょうか。
同じ内容でも使っている色の違いで、少なからず何か差異を感じたのではないでしょうか。

今回は求人のバナーを例に出してお話しましたが、
一概にこの色がいい!ということはありません。
どの様なユーザーを最終的にどこへ導くのか、その目的によって選定すべきだからです。


何だかかなり抽象的でふわっとした内容になってしまいましたが、
色のもつ印象について少し勉強しておくと、デザイン制作時だけでなく、
なぜその色を使ったのか、その色にはどんな効果があるのか、きちんと説明できるようになるので、
つっこまれても「ぐぬぬ…」とならずに済みます。そんなお話です。