WEBデザイナーという職業

2014.12.09
どうも山口です。

ちょっと悩みを。

WEBデザイナーという職業はどこまでやるべきか

常日頃思っていることですが、WEBデザイナー・WEBディレクター・WEBプロデューサーとかありますが、どこで線引きをするのやと。というかどこまで一人の人間が制作に携わるかと。というか、違いは何だと。

弊社トラスト株式会社もありがたいことにどんどん事業が拡大しており、お仕事をたくさん頂けております。
そうなると当然リソース不足に陥る。

いくらがんばって、根性を出しても人ひとりの扱える仕事の限度というものがあります。
では人を増やせばよいのか、そう簡単な問題ではないのです。

問題はその人間がどこまでの仕事を行うか、どこまでやってもらうかということ。

弊社トラスト株式会社も絶賛デザイナー募集中で、様々な媒体にて広告予算を取り、採用を強化しておりますが、これが結構悩んでおります。

ただデザインを作れば良いのであれば、なんとかなる気がする

つまり、フォトショやイラレを使って、ホームページやランディングページのページデザインを作ることに選任するのであれば、1日に数サイトのデザインを上げることが出来るでしょう。
またこれが世間一般のデザイナーのイメージかでしょうか。

しかしその前段階でホームページやランディングページのデザインを作るのに、ただカッコいいデザインを作ればよいというわけではないという大前提があります。

業種によって、サイト訪問者・閲覧者から受け入れられやすい色合いがある。
お問い合わせや資料請求などのコンバージョンポイントの配置の仕方がある。
わかりやすいページ構成、リンク箇所を考えなければならない。
そしてそこに、お客様(クライアント様)が押し出したいサービスをわかりやすく見せていかなければならない。

テキストの量や、キャッチコピー、トップページに掲載するもの、または下部ページで掲載するものなど、考えに考えてデザインを作らなくてはなりません。
当然上記の点を考えるのには、お客様と密に連絡取り、電話は直接お会いしてディレクションを行い、デザインを作る前にデザインの入っていない構成案(簡易ラフ案)を作ってから、デザインを入れていきます。

デザインを入れて終わりのわけでは当然ありません

お客様の満足するデザインが出来上がったとします。
しかしこれ、ただのデザインデータです。

これをホームページとしてインターネット上で制作していかなければなりません。

HTMLで静的なページを作るのであれば、コーディングという作業が必要ですね。

ワードプレスやムーバブルタイプで作るにしても、最低限のHTMLコーディングの知識は必要です。
それにあわせて独特のカスタマイズ技術が必要ですし、お客様がページ更新や管理をしやすいように制作をする必要があります。(一番頭を使う部分かもしれません。)

トップページのデザインが出来上がったからといって、下部ページ含む全てのページデザインもそれにあわせて作れば良いというわけではありません。

下部ページひとつにしても見せ方を考える必要がありますし、制作中にどうしてもお客様に考えてもらはなくてはならない文章が出てきたり、資料を提供してもらわなくてはならない場合もあるでしょう。

そのやり取りは誰がやるのか。

効率の良いホームページ制作とは

トラスト株式会社にも一口にデザイナーといっても様々な人間がおります。

フォトショップやイラストレーターはいじれても、marginやpaddingの意味はわからず、そして人前には出たくないと言いきるデザイナー。
逆に自分にはデザインセンスが無いと宣言し、ひたすら他のデザイナーが制作したデザイン案をWEB上で構築するコーディング作業、ワードプレスをいじる作業を行っているデザイナー。
お客様と直接お話し、要点をまとめ、ページの最初の構成案・ラフ案をどんどん仕上げるだけのデザイナー。
その一方で、自ら直接お客様と話をしにいき、構成案・デザイン案からコーディング等のページ制作作業まで全て一貫して一人で行いたいデザイナーも。

たとえば、みんながみんな自分で仕事を取ってくるところから、完成して納品まで全て一人で行いたいというデザイナーだとする、それは他者への引継ぎ作業がなり時間短縮・効率化につながるのか?

そう簡単にはいかないでしょう。

あらゆる面が他のデザイナーより秀でているデザイナーなんで見たことがありません。
ある程度そつなくこな人でも、そこにはどうしても得意分野と不得意分野があるでしょう。

陸上十種競技や、水泳の個人メドレーみたいな?

三人寄れば文殊の知恵
このパターンか なんでもそつなくこなせる人 このパターン。

そりゃ、すべてのデザイナーの良い部分を寄せ集めれば、完璧超人デザイナーの誕生であることは間違いありません。
しかし、全員が100%の能力を引き出すのには、Aさんの能力で出来たものを、100%の状態でBさんに引渡し、Bさんの能力で出来たものを100%の状態でCさんに引き渡す必要があります。

これは可能か?
いや、可能にしないといけないのか?


水泳の個人メドレーの世界最高記録
4分03秒84:マイケル・フェルプス

4x100mメドレーリレー
3分27秒28:アーロン・ピアソル、エリック・シャントゥ、マイケル・フェルプス、デビッド・ウォルタース

三人寄れば文殊の知恵バターンを完璧な状態でシステマティックに出来れば、すばらしい制作が効率よくできるのかな?
となると、デザイナーというのは一芸特化で問題ないのかな?

ただ、最初から最後までたった一人で制作してくれるデザイナーというのはなんとも頼もしいことこの上ないのは間違いない。


そんなことを考えながら採用と向き合い、面接を行っている山口でした。